日 時:2013年3月5日~3月7日(0泊3日)
訪問場所:宮城県宮城郡七ヶ浜町
活動参加者:飯田正範 井澤沙織 加藤烈 隠一哉 日野正人 平塚寛 光楽朋尚
場 所 | 宮城県宮城郡七ヶ浜町内 |
≪ 活動内容 ≫ 町内7ヶ所ある仮設住宅(421軒)にローソク、線香を配る。
所 感
・今回、仮設住宅に伺って思ったことは、各仮設住宅に空き部屋が2、3割あり、配布予定だった封筒がたくさん余った。①
・この3月20日で閉鎖になる仮設住宅があり、他の仮設住宅の空き部屋に移ると複雑な心境を話してくれたお年よりがありました。
・仮設を転々としてなかなか先の見えない生活を余儀なくなさている姿が見られた。
・今回、毛糸の靴下を復興支援センターの清谷さんに配るように頼まれ、配布。毎日、足が冷えるから靴下を二重に履いているんだと靴下をめくって見せてくれたおばあちゃんにも渡したところ、とても感謝されました。④
・今回、名古屋の仏像店から被災地へもって行って欲しいと言われた仏像14体を持ってきた。東北別院で清谷さんに話したところ、清谷さんから御門徒さんに渡すと本山からになってしまうし、本山から既に三つ折本尊が配布されておるので御門徒さん以外のほうが渡しやすいと言われ、私たちが七ヶ浜で声をかけてみることにした。
・仏像を渡した方から、毎日、手を合わせる生活をしていたから、仏に守られていると話してくれたおばあちゃん。大切にすると目に涙を浮かべながら話してくれた。
・いつも行きなれたスポーツ広場仮設住宅集会場に残りの仏像を持って伺った。見慣れたおばあちゃんたちが笑いながらラジオ体操。一緒に体操しました。仏像を出して、勧めるとあっという間に無くなった。仏像を手にしたおばあちゃんが「これが無くなった旦那だ」って笑いながら話してた。人前では、陽気に振舞うおばあちゃん二年の月日が少し冗談も言えるくらい心を取り戻してきている人もいる気がした。だが、集会場にも出てこられない人たちのことを思うと複雑な気持ちだった。②
・瓦礫の山が小さくなってきていました。皆さん、頑張ってますね。⑤
場 所 | 七ヶ浜町にある仮設商店街(佐藤魚屋) |
・今回、旅行で会えないはずの魚屋のおばあちゃんが親戚の不幸で旅行が中止に。
会えたので、魚屋で昼食を食べさせてもらいました。食事代金も払わせてもらいました。
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〈 午後の活動 〉
場 所 | 七ヶ浜町の中央公民館北側に移転した現地復興支援センター |
活動内容 ・念珠作り、マッサージ、お茶タイムのイベント開催
所 感・いつも通り大盛況!部屋の大きさがちょうどよかった。今回は全体で30~40人くらいみえてました。⑧
・今回は作る念珠の種類を増やした。前回の紅梅の念珠と白、パール、紫、緑、オレンジなどを数個ずつ。でも、一番紅梅の珠が人気が高かった。
・支援センターの事務所内のスペースを利用したせいか、皆さんがよく来慣れている感じを受けた。時々、笑い声も聞こえてきたりして楽しんでみえた。⑧⑨⑩
場 所 | 「きずな館」前にて |
活動内容
・3月末で取り壊される「きずな館」前にて、現地スタッフに花束贈呈。
注文してあった花束について戸惑ってしまった。花束は現地の仮設商店街に注文したあったので、ドタキャンしたくなかった。花束サイズを少し縮小して、スタッフの女性に個々に些細な花束に変更して、料金そのままで作ったもらった。⑫
・きずな館は閉館するものの、まだ現地にスタッフを常駐させるとのこと。引き続き、お世話になることを告げ、また次回、ここにボランティアに来ることを決断した。
今後の予定
また、七ヶ浜に行きます。予定では、8月のお盆の前に。内容は、同じような企画をするか、どうするか計画中です。