日 時:2013年8月5日~8月7日(0泊3日)
訪問場所:宮城県宮城郡七ヶ浜町
活動参加者:跡部素大 木村信吾 日野正人 深津幸来 光楽朋尚
活動テーマ お盆を迎えるにあたって仮設住宅への線香・ローソク配りと念珠作り
活動目的
①お盆を迎える準備として、七ヶ浜町内6ヶ所の仮設住宅一軒一軒(合計373軒)に線香、ローソクを配りながら、話ができれば今の仮設生活について聞き取る。
②七ヶ浜町内最も大きい仮設住宅の集会場と現地のサポートセンター近くの仮設集会場で念珠作り、マッサージ、お茶を飲みながら話したりくつろいだりできるスペースを提供する。
③毎回、訪ねている仮設商店街の佐藤魚店で現地の現状を聞き取り、お店で昼食をいただく。
≪ 七ヶ浜町内仮設住宅にて ≫
場 所 | 宮城県宮城郡七ヶ浜町内仮設住宅(6ヶ所) |
活動内容
①お盆を迎える準備として、七ヶ浜町内6ヶ所の仮設住宅一軒一軒(合計373軒)に線香、ローソクを配りながら、話ができれば今の仮設生活について聞き取る。
所 感
・3月末で1ヶ所の仮設住宅が復興支援住宅整備のために閉鎖されてから初めての訪問となった。
・仮設住宅から家に戻りたいけれど色々な事情で戻れないと話している方もおられた。
・線香の余り数から考えると、前回来た時と状況はあまり変わっていない気がした。
≪七ヶ浜町仮設商店街にて ≫
場 所 | 七ヶ浜町にある仮設商店街(佐藤魚屋) |
活動内容
③毎回、訪ねている仮設商店街の佐藤魚店で現地の現状を聞き取り、お店で昼食をいただく。
所 感
・今回も佐藤鮮魚店で美味しいお魚をいただきました。今回は早い時間だったのと、あまり時間が無かったので、息子さんに会えなかったのは残念でした。・海岸で釣りをしている人、菖蒲田浜でサーフィンをしている人など多く見かけ、徐々に前の生活を取り戻しつつあると感じる反面、ふと目を陸に向けると津波で流された家の基礎部分が手付かずのまま放置され草だけが生えている状況でした。
≪ 七ヶ浜町第一スポーツ広場仮設集会場にて ≫
場 所 | 七ヶ浜町第一スポーツ広場仮設集会場 |
活動内容
七ヶ浜町内最も大きい仮設住宅の集会場で念珠作り、マッサージ、お茶を飲みながら話したりくつろいだりできるスペースを提供する。
所 感
・今回、午前中・午後から別の団体のイベントがあり、時間が無かったのが残念でした。次回はもっとゆっくりと念珠作りをしたいと思います。
・時間が無いのにもかかわらず、多くの方に来ていただき、ありがたかった。中央公民館までは、足が悪いので行けないから、仮設の集会所じゃないと催しに参加できないという方の声も聞かせていただいた。
・こちらの手違いで、マッサージをする道具を手配する準備を怠ってしまい、利用者さんに迷惑をかけてしまった。次回はこのようなことが無いように反省したいと思う。
≪ 中央公民館「きずな工房」横プレハブにて ≫
場 所 | 中央公民館「きずな工房」横プレハブ |
活動内容
②七ヶ浜町内の現地サポートセンター近くの仮設集会場で念珠作り、マッサージ、お茶を飲みながら話したりくつろいだりできるスペースを提供する。
所 感
・今回新しく建ったきずな工房プレハブでボランティアをさせていただきました。一ヶ月前に建ったばかりらしく、外部団体では僕らが初めての使用らしい。初めて使わせていただくので仕様が分からなかったので、そこが苦労しました。
・念珠作りは大盛況。念珠の珠の奪い合いが起こってました。
・名古屋市の八王子中学校の皆さんが作っていただけた、手作りうちわを配布した。当日だけでは配りきれなかったので、現地のサポートスタッフにお願いして、町の夏祭りの時に配っていただけることになった。
今後の予定
・今回初めてリーダーをさせていただいて、自分のいたらなさを感じたボランティアであった。そんな中でも現地の方々は快く迎え入れていただき、本当に感謝している。
・今回の活動を通して思ったのは、集会場に来られる方は、念珠作りという手作業ということも考えられるが、ほとんど女性であった。今後は男性でも出来るような活動を考えていかなければいけないと考えさせられた。
・線香やロウソクの配布については、「毎回ありがとう。」という声が多く聞かれたので、今後も続けていきたい。
・次回は、3月11日の直前に線香とロウソクを配布しに行きたい。その他のボランティアに関しては、現地の皆さんの要望を聞いて、考えていきたいと思う。